セネットはユビキタス時代のリアルタイムOSトロンの普及を目指すソフト開発、販売、並びにコンサルタント会社です。
20年前のニューメディア、10年前のマルチメディア、現在のユビキタスと、その時々においてキーワードは変りましたが、
究極的には「どこでもコンピュータ」つまりチップ化されたコンピュータがどこにでも存在し、
且つネットワークでつながって人々の生活を助け、又楽しませる世界の実現を目標としています。
この「どこでもコンピュータ」を20年前から主張され、それにふさわしいOSとしてトロンを推進されてきたのが東京大学の坂村教授です。
過去はWindowsというOSにしばられたパソコンの普及のみが突出していましたが、携帯電話等情報家電機器の普及が進むにつれ、
そこで広く使われているトロンOSの重要性が高まって来るのは当然のことと言えましょう。
更にトロンはリアルタイムOSとして、自動車機器、FA機器にも裾野が広がると共に、
ユビキタスID機器の普及によりあらゆるモノの認識にも不可欠なOSとなるでしょう。
しかし、トロンOSは仕様が公開され、各社が自由にそれぞれ携帯電話、デジカメ、自動車用機器等に組み込んで
自社OSとして使ってきたので、各社間のソフトの共通性がなかったのが実情でした。
その共通性を高め、開発期間の短縮を図り、共通のミドルウェアが流通するように、
ソースを公開し、ハードウェアの仕様の一部まで規定するT−エンジンフォーラムが結成されました。
これは日本のほぼ総てのコンピュータ、情報家電メーカーをはじめ、欧米のメーカーも参加しています。
更に組込みLinuxの大手MontaVista社が入会し、今回ソフト業界の巨人マイクロソフトも入会するに及んで、
トロンOSは組込み機器の大勢を占める業界標準となったといえましょう。
セネットは、
1.T−エンジンフォーラムの会員として、T−エンジン搭載機器むけの新しいソフトの開発、販売、及び開発の請負
2.パートナー企業と組んで新しい独自なトロン仕様組み込み機器の開発に参画しそのOS関連のソフト開発を請負
3.トロンOSを使った機器の開発、販売について全般的なコンサルタント
以上を行います。
特に、デジタルAV機器、カーナビゲーション機器、小型テレビ電話、デジカメ付き携帯電話、携帯用 IP電話、ポータブルカラオケ機器等に
関心を持っていますが、Tーエンジン並びにトロンOS採用可能機器に関するどんなお話でも結構ですので、ご相談をお寄せ下さい。
また、直接トロンとは関係ありませんが、事務合理化機器(コンパクトシーラー)、
フラットスピーカ ーシステム等の販売支援及び、マニュアル、デジタルシミュレータ、翻訳等の請負支援も行っています。
(株)セネット 取締役会長 山口義人